制作について

記憶をテーマに建築物のカタチ、解体風景をモチーフに平面作品を中心に制作しています。

それぞれ違って見えること、だいたい同じにみえること、いろいろ繋がってみえること

記憶にはそんな濃淡のようなグラデーションがあると思います

これまで描いてきた解体風景は自身の身近にあった建物です。

解体はカタチを失いながら建物に内包する記憶が放出され町に流れる日常の記憶と合わさる特異な瞬間だと思います。

ノスタルジックではなく常に過去と未来の狭間にある「今」という瞬間に居ながら曖昧で自在に移ろう記憶のグラデーションの

一端を線描きで建築物のカタチを再構築するなど新しい表現も探りながら描いています。

                                                         

                                                          2022年

 

  

                                  

                                    

 

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